Aerodrome FinanceはCoinbaseとの連携とDeFiの勢いに乗っていますが、市場からは賛否両論のシグナルが出ています。
Coinbaseとの提携(2025年8月8日) – DEXの統合により1億人以上のユーザーが利用可能に。
手数料2億5,000万ドル達成(2025年8月19日) – スワップ手数料が前回の半分の期間で倍増。
テクニカルブレイクアウト(2025年8月15日) – 週次で60%の急騰、ETHの上昇と連動。
概要:AerodromeはCoinbaseアプリ内でBase L2資産向けの主要なDEXとして統合され、1億人以上のユーザーが直接アクセスできるようになりました。これにより、中央集権的な上場なしでBaseネイティブトークンの取引がAerodromeのプールを通じて可能となります。
意味すること:AEROにとっては、Baseの流動性の中心としての地位を確立し、提携後にプロトコル収益が200%増加するなど強気材料です。ただし、初期の30%の価格上昇後には利益確定のリスクもあります。(AerodromeFi)
概要:Aerodromeは累積スワップ手数料で2億5,000万ドルを突破し、後半の1億2,500万ドルは前半の半分の30週間で達成しました。
意味すること:採用の加速は流動性の効率性が高いことを示しており(競合他社と比べて1ドルあたり8倍の取引量)、収益の一部をveAEROロッカーに再分配することで長期的なインセンティブを強化しています。ただし、発行量がロック量を上回るとインフレ懸念が生じます。(AerodromeFi)
概要:AEROは週次で60%上昇し、1.40ドルに達しました。下降ウェッジパターンを突破し、Chaikin Money Flow(+0.15)やSupertrendなどの指標は、ETHが4,000ドルに向けて上昇した際の動きと類似しています。
意味すること:Base上のETHのガス代動向と連動しているため、ETHの上昇が続けばAEROの価格もさらに伸びる可能性があります。ただし、RSIが72と過熱感を示しており、1.48ドルの重要な抵抗線が依然として存在します。(CCN)
AerodromeはCoinbaseの配信力とBaseの成長を背景に成長していますが、持続可能性は発行量と需要のバランスにかかっています。ETH連動の勢いと1.20ドルのサポートが維持される中、利益確定が加速する前に2024年12月の最高値2.33ドルを超えられるか注目されます。
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