ビットコインは、機関投資家の関与が深まる一方で、規制環境の変化により様々なシグナルが混在しています。最新の動きをご紹介します。
テキサス州がビットコイン準備金を設立(2025年8月28日) – 米国初の州レベルでBTCを戦略資産として採用。
FRB議長候補に暗号通貨支持者が含まれる(2025年8月28日) – 4人の候補者が親暗号通貨政策を支持。
企業の資金管理部門がBTC保有を拡大(2025年8月28日) – MetaplanetやStrategyなどがリスクを承知で保有を増加。
概要: テキサス州は上院法案21号を成立させ、州が資金を出資するビットコイン準備金を設立しました。初期のBTC割当額は時価総額5,000億ドル超の規模です。テキサス州会計監査官が管理し、インフレ対策や資産の多様化を目的としています。これは金準備金のような役割を目指しています。発表後、ビットコイン価格は2.1%上昇し、150,320ドルとなりました。意味するところ: これは主権レベルでのBTC採用の先例となり、機関投資家のポートフォリオにおけるBTCの役割を裏付けるため、ビットコインにとって強気の材料です。ただし、BTC価格の変動リスクにさらされる点は注意が必要です。(WEEX)
概要: 米財務長官イエレン氏は、連邦準備制度理事会(FRB)議長候補11名を発表し、その中に暗号通貨に理解のある4名が含まれています。候補者は、David Zervos(Jefferies)、Rick Rieder(BlackRock)、FRBのBowman氏、FRB理事のWaller氏です。面接は労働節(9月1日)以降に開始されます。意味するところ: 暗号通貨に理解のあるFRB議長が選ばれれば、規制の緩和や銀行との連携強化など、ビットコインに有利な政策が期待できます。一方で、政治的な遅延や非暗号通貨支持者の選出は進展を妨げる可能性があります。(WEEX)
概要: MetaplanetやUpexiなどの企業が8月に2億4,000万ドル以上のBTCを企業資金として購入しました。これはMicroStrategyの5,140万ドルの購入に続く動きです。ただし、Breedの報告書では、BTC価格が急落した場合に「デススパイラル(悪循環)」に陥るリスクが指摘されています。意味するところ: これはビットコインを準備資産として信頼する機関投資家の増加を示していますが、資産の集中は価格下落時の売り圧力を強める可能性があります。成功例としてはStrategyの株価が300%上昇した事例があり、失敗例としてはMeituの2024年の撤退があります。(WEEX)
ビットコインは、テキサス州や企業による採用拡大と、FRB議長選を通じた規制環境の変化により、機関投資家の注目が高まっています。一方で、資金管理部門の過度なBTC依存や政策決定の遅れといったリスクも残ります。ビットコインが次の金本位制のような主権準備資産となるのか、それとも価格変動の試練に耐えられるかが今後の焦点です。
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